競技かるた部活動報告〜その36〜
2016.12.29
かるた部、年末の活動のご報告です。
12/17(土)、東京都武道館にて吉野会大会BC級が行われ、高2鹿野幹人がB級優勝、高1伊藤知隆がC級準優勝という結果を残しました。鹿野はこれでA級四段、伊藤はB級二段へ昇段いたします。
鹿野はこの大会、決勝戦まで通して頭ひとつ抜きん出た圧倒的な強さを見せ、7試合を気迫充分に戦い抜きました。試合に出ていないA級の部員達も学校が終わってから応援に駆けつけ、鹿野の悲願のA級昇級に皆大興奮でした。
伊藤は、夏の高校選手権でC級になったばかり、かるたを始めて一年ちょっとでのスピード昇級となりました。こちらも束勝ちを繰り返す強さで、彼の勝ち星が決勝まで同じ会場で戦う鹿野の力にもなっていたのを感じました。
続いて、12/26(月)暁星高校で行われた育成職域団体戦大会です。
こちらは、B級以下の選手でチームを作る、年末恒例となっている団体戦大会です。
高1吉田匠、伊藤知隆、中3林峻平、山城颯太郎、鈴木幹、濵田幸大、中2橋本匠、井澤宏哉という、海城かるた部次世代メンバーでのフレッシュな団体戦となりました。
全部で四試合を戦い、1回戦対国府台女子高校に2-3、2回戦対穎明館高校に3-2、3回戦対中央大学Bに2-3、順位決定戦で対城北高校に3-2で、Dリーグ5位という結果を残し、伊藤は栄えある全勝賞を獲得いたしました。
高1の伊藤と吉田を軸にして中学生を支え、勝てるところで確実にポイントを取ってゆくという団体戦の形が非常にうまく機能していて、大変得るところの多い大会だったと思います。高1二人の成長ぶり、頼もしさを改めて実感する大会となりました。
A級役員として高2板垣慧治と鈴木虎次郎も参加し、大会の運営に大いに貢献してくれました。
この大会をもって今年はかるた納めとなりました。
新年は1/8の新春大会から、いよいよかるた部シーズンの幕開けです。
来年も海城かるた部をよろしくお願い申し上げます。